2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2008-01-16に発売された雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)について紹介。 今の僕が求めていた素晴らしい本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 翻訳は良くはないが、参考程度に 20世紀、経済学の大きな転換をもたらしたケインズの主著の翻訳である。多くの人が待望していただけに、間宮訳には大きな期待がかかっていた。その評価は両極端に割れている。だが積極面としては単に日本語的に読みやすい、安い、入手しやすいといった、翻訳そのものというよりも印象や感覚を述べているにすぎない。消極面として、翻訳の精度の面から「超誤訳」、あるいは「深く失望」という声が上がっていることは無視できない。 ちなみに、私個人は訳者とかつて親交があったので、よく知っているが、間宮氏はそこまで英語の語学能力が高いとはいえない。そのため、私個人は彼がケインズの翻訳をしていると知って、正直驚いたのだ。ケインズの英語は悪名高いほど難解とされているだけに生半可な英語レベルでは太刀打ちできるものではなく、多くの誤訳が散見されることはあらゆるところで指摘されているとおりである。 岩波が間宮氏に依頼したのは、彼が経済思想の第一人者であり、ケインズを含めた経済思想に深い教養があると思ったからであろう。しかし、すでに間宮氏は経済思想の第一線からその関心はずいぶんかけ離れて、ここ数年は都市論や公共空間論といった別のところにある。 私見としてはあくまで難解なケインズ翻訳に期待をしすぎるべきではないと思われるのだが、原文と共にあわせて読み合わせるという参考書として扱うほうが良いというのが提案である。 しろうとの戯言レビューです。 敢えて、わかった”つもり”でレビューします。 この本のすごいところは、市場が万能でないことを前提としていることでしょう。 需要と供給が一致して価格が決まるという、あれですね。市場が完全でない場合があるのは、当然のこととして。 ケインズは労働市場について述べているが、暗にどの市場もほとんど完全ではないのだと。 理論経済学者にとっては、かなり勇気のいる発言ですから、この辺のスリリングを感じながら読めば、楽しめるかもしれません。しかし理論に興味のない人には退屈かもしれません。 本書の目的として、「全体の産出および雇用の理論」(21章)を挙げているのがすばらしい。 すなわち、これが経済学の目的でしょう。 これを=マクロ経済学と説明している人がいるが、私は違うと思う。 何を目的とするか、それはひとつの思想である。 マクロ経済学なるものがあるとしても、その目的がはっきりしない以上、ひとつの分析手法にすぎないと思う。 英文よりわかりにくい「超誤訳」、だそうです 英文よりわかりにくい「超誤訳」、だそうです。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/mamiya.HTML 別の翻訳家からも 深く失望 ― ケインズ著間宮陽介訳『雇用,利子および貨幣の一般理論(上)』 との評価も。 http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/bn/200803.pdf 買う前に、読む前に、ご覧になったらいかがでしょうか。 「世界の孤児」にならないために はっきり言って難解です。巻末の解説や他の解説本と合わせて読むことをお勧めします。しかし現代の政治経済を考える上で、恐らくこれは必読の書です。 というのも今回の金融危機以降、世界中で新自由主義からケインズ型への経済政策の見直しがなされつつあるからです。与野党の論争でもケインズ政策が対立軸を成しており、バラマキというよりは所得の分配が争点になっているようです。「アンチ派」は今だに内需より企業の国際競争力を優先し、その為には国民所得の低下も已む無しとしています。 一方ケインズは貿易黒字の利点を認めてはいますが、それに頼った国家運営は「他国の犠牲により成り立つ重商主義時代の遺物」と見做しています。その代わりに何をすべきか?この本には様々な処方箋が、慎重な考察とともに述べられています。 間宮さんの大胆な”意訳”によって画期的に読みやすくなった「一般理論」。 是非、一人でも多くの人に親しみながら読んでいただきたい。 「一般理論」は難渋の書とされ、それを通読した人は意外に少ないであろう。 その大きな理由は二つある。 一つは、この書を書き上げた段階ではケインズの考えは完全に整理されておらず、内容に誤りや、混乱が少なからずあることで、読者の理解を妨げていること。 もう一つは、日本語訳が硬く、日本語の文章としても理解に苦労することである。 私は塩野谷九十九訳、塩野谷祐一訳両方に目を通したが、訳の硬さによる本書に対する親しみにくさは、依然として解消されていなかった。訳に問題があるのかと思い原書を読むと、「やはり、こういう訳にしかならないな」と言うことになってしまっていた。 とにかく、ケインズの原文自体の文章が凝っていて、小林秀雄氏の文章のようであったからだ。例えるなら、小林秀雄氏が数式やグラフを使わずに経済理論を書いた本を読むようなものと言えよう。 今回、間宮氏による大胆な”意訳”の「一般理論」により、訳の硬さによる親しみにくさが大きく克服されたことは誠に喜ばしいことであり、間宮氏の功績を称えたい。 なお、本書が難渋とされる第一の理由であるケインズの考えは完全に整理されておらず、内容に誤りや、混乱が少なからずあることで、読者の理解を妨げていることについては、長年、ケインズの研究に打ち込んでこられた塩野谷祐一氏の訳本の巻末にそれらの問題点を整理した塩野谷祐一氏による解題があるので、是非、そちらを読まれたい。「一般理論」のエッセンスが、まさにそこに集約されている。 なお、上記の「一般理論」におけるケインズ自身の混乱や誤りを整理する論文を、その後、ケインズは自身が編集長を務める、イギリスの「Economic Journal」誌にたびたび寄稿していった。その集大成は、1939年に同誌に寄稿された短い本の分量に相当する長文の論文「The Alternative Theory of Employment,Interest and Money」として発表された。同論文は「一般理論」を補完するものであり、両者を併せて読んでいただければ、「一般理論」の理解はクリアになるであろう。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2008-02-25に発売された銭 六巻 (BEAM COMIX)について紹介。 なかなか考えさせる本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 そろそろお開きにすべき オムニバス短編集「流出者」と同日発売。この作品は第6巻になる。チョキンが5歳年取ったことを考えると、もう5年間連載が続いているということか。そしてエピソードを見る限り、そろそろ終わりに近づいているらしい。 この作品には当初、さまざまな業種のお金の流れについて解説する目的があったはずだ。初期には詳細な調査の成果が入念に組み込まれ、彼本来の個性が十分に発揮されていたのだが、最近ではストーリー性の方に重心が移り、数字の解析がほとんど出てこない。取材の時間がないのか、それとも作者が有名になったことでタブーが増えたのだろうか?ともあれ、個性を失った作品は初期の輝きをすでに失っている。丁寧な絵が作品をかなり救っているものの、これでは長くもたないだろう。着想は斬新であるが、ストーリー自体には作品を維持する力が乏しいからである。あくまで数字あっての作品であり、もうこの辺で終わりにするのが正解だと思う。 チョキンの… 現実のチョキンが成長していて、 びっくりしました。 あの事故から5年もたっていたんですね。 意識不明になってから、5年もたてば体は成長するんですね。 でもいつまでもそのままでいるわけにはいかない。 現実に戻った時、そこに見えるのはいったい何なのか… お金が儲かるシステムの裏側がのぞけるマンガ 前半は、前巻の続きでエロ本業界の話。 後半は、葬儀屋さんの話。 そろそろオレも葬式が他人事じゃあなくなってきたワケですが こんな感じで、どんどんお金がボラれていくのは やはり冠婚葬祭は、「言い値」と「まけさせると縁起悪い」 みたいな雰囲気があるからだろうな〜 結婚に関する仕事もほとんどが オプションつけないとショボイ感じで 一生に一度だからって高いことを言うみたいな・・・ エロ業界は、ホントにネットの功罪というか 簡単に見れ過ぎだから 簡単にSEXを売るのかなという気になったり・・・ しかし、まさか、、元の身体に戻るとは 意外な展開(おっとネタバレ) ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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本日は2005-06-10に発売された実況LIVE マーケティング実践講座について紹介。 本との出会いの大切さを改めて感じさせる本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 大企業向けに書かれたマーケティング入門書 大企業のお偉いさんに向けて書かれたような、 トゲのない真面目なマーケティング本。 きっと、そういう方は無難に受け入れてくれる本です。 最後まで淡々と、マーケティングの基礎知識を語られています。 個人的には、合いませんでした。 読んでて感じたのは、面白くない講義を受けているような感じ。 事例も含まれていますが、すべて大企業向け。 本書で紹介されているノウハウを実施するには、 そうとうな費用が必要。中小企業には不向きです。 中小企業経営者が見ても、あまり参考にはなりません。 一生懸命、痛い本 マーケティングの「ま」の字も知らない人が読むにはいい本・・ (かな?) というレベル。でも基本を学びたいなら他にいい本沢山あるし。 色々と工夫の跡は見られるが、筆者の力不足は隠せない。 (痛い)と思ってしまった。 ケースでマーケティングを勉強してみたい方のきかっけとして マーケティングを、興味を持って学べるような何か良い本はないかと探していた時、 “とにかくわかりやすい” “次世代の若きリーダーたちに” “大前研一氏絶賛!” 出版者の企画の方の意気込みが伝わってくるような宣伝文句と、須藤氏の微笑みが 書店で目だち手に取りました。 マーケティングを理解する上で、避けて通れないフレームワークを、誰もが知っているような、 ヒット商品を例に解説してくれているので、門外漢にも面白く読めると思います。 ただ、あまりにもシンプルに書きすぎているのか、“出来すぎ”の結果が気になります。 例えば、演習で取り上げらたサントリーのDAKARAのケースも、過去の失敗例との対比分析 もなく、一気に成功結果に結びつけている点が、気になりました。 筆者須藤氏もいみじくも“唯一無二の解ではありません”と書いていただいていますが、 どこまでマーケティング初心者の読者にこの意味が通じるのか・・・。 マーケティングを初めて勉強してみたい方には、具体ケースで学べる本書はお勧めですが、 既に実践でマーケティングに浸っている方には、物足りなさを感じることと思います。 ケーススタディ・図解・豊富なカバー写真が魅力! この本はなんと言ってもケーススタディであり、具体的な事例で勉強できるところがよい!! 特にPART5の演習「サントリー DAKARAのマーケティング戦略を立てる」が実践的かつ、わかりやすかった。 他にも、ホンダや花王やトヨタなど、身近なメーカーの事例が載っている。少しだけど。 本のタイトルも実践講座とあり、実践を意識したケーススタディ重視の本。俺はケーススタディに 感心してこの本を買ったんです。 マーケティング入門書は多いですが、意外とケーススタディが少なくてわかりにくかったりしますからね〜。 図解もすばらしい。本の中に図解が多くあり、内容を直感的に理解しやすいように工夫してある。 この本は「中の下」「中の中」くらいのレベルの本であり、とても初心者向けとは思えないですが、 図解によっていい意味で親しみやすくわかりやすくさせている。 この本は、マーケティング入門のような本で初級を勉強してから読んだ方がいい。俺も入門書を再読し、 またこの本を読みたいと思っている。 そして、この本の最大の魅力が豊富なカバー写真(本の帯)!写真は表・裏・中と三箇所にあるが、 俺は裏の写真はかなりお気に入り(笑)。才色兼備のお姉さんはいいな〜。 さっき、YOUTUBEで彼女の動画を見たけど、予想より声が高くて驚いた。かわえ゛え゛な〜。 »
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2010-02-25に発売された沸騰都市について紹介。 自分の未熟さを痛感させられる本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2010-02-10に発売された拝金社会主義 中国 (ちくま新書)について紹介。 今の僕が求めていた素晴らしい本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 拝金主義の向こうにあるものは何でしょうか? 改革開放を経た後の中国人が、お金がすべてだという価値観、拝金主義に染まっていると最近の中国レポートや、書物の多くが指摘しています。 この本もそうした内容の一つです。著者は、中国で生まれ育った人で、中国国内に多くの人脈を持ち、取り上げる例も非常に具体的で説得力があり、 中国の現状を知るのには有益だと思いました。 全体を通して、説得力もあり、良い本だとは思いましたが、次の二点だけがひっかりました。 一つは、著者が中国で生まれ育って、幼心に共産党を救世主のように信じ、今でも共産党を称える歌に胸が躍ると書かれている点です。 著者は日本人ですがそうした意味では、半分、中国人の心理を持っておられるようです。 二点目は、散々、拝金主義の酷さを書いてきて、最後の後書きで、共産党独裁政治に対して容認する感想を書かれていることです。 延々と書いて来たことは一体何だったのかと少しがっかりさせられました。 拝金主義と政治体制とは関係ないと言うことでしょうか? 中国十三億の民が拝金主義に陥ってお金儲けに踊り狂い、人間性を荒廃させることは、独裁政治を維持する人間たちには都合の良いことだと思います。 そうした切り口が無いのが残念です。 今の中国が良くわかる必読の力作 中国の「環球網」の最新のオンライン調査の結果「中国人の拝金主義は深刻ですか?」との質問に対し、実に95.4%もの人が「深刻」と回答し「深刻ではない」と回答したのはわずか2.9%であったと、今年2月26日の「人民網」の日本語版で報道されていた。つまり中国共産党の機関紙「人民日報」の電子版である「人民網」が報じたとゆう事は中国政府自身が認めている事であり、金融危機後の世界情勢と中国の圧倒的な経済力を分析する上で今こそ必要なのではないかと思う。中国共産党が消滅を逃れる為に「銭に向かった」結果がどうなるのか?!著者の鋭い観察眼がそれを追っている。 中国国民の拝金生活ぶりを独自の視点もいれて描く 90年代以降の中国国民の多くが拝金主義に陥っていると多くの人が指摘してきました。 この本も同じことを描いています。 しかし、著者が女性であることもあってか女性をとりまく状況がどうであるのかについて詳しく 書かれています。 大学を優秀な成績で出た女性の結婚相手探しが困難になっていること、性の商品化が最近になっても 進んでいること、捨てられた女児が欧米の夫妻にもらわれていくことなどについて触れています。 その他、大学を出た人々の就職難のことについてページを割いて触れています。大学院生が店頭で肉を 売ることになったりすること、人民解放軍に入隊する(特別の条件付きで)学生が増えて来たことも 紹介されています。 著者は深く中国と関わってきたので他の本では触れられない事も出てきます。社会科学院が中国社会 に階層差があることを認めてレポートを緊急に仕上げさせた事情紹介がその一例です。 特色ある中国レポートとなっているので中国に興味にある方にはお奨めです。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2000-09に発売された金融工学、こんなに面白い (文春新書)について紹介。 本との出会いの大切さを改めて感じさせる本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 基礎知識 基礎知識が分ります。が、今回の金融ショックの前に書かれているので、やや、現実とかい離したかんじです。金融工学はいかにリスク回避をするかを、数式で組み立てる学問だとおもいます。内容はそんなに、むずかしくないとおもいます 現代のオカルト錬金術 根本的に間違った考え方もデコレーション次第と幾らでももっともらしくなる典型のエセ学問金融工学 ある意味21世紀のマルクス主義破綻した学問を勉強すればあなたもプロの詐欺師になれるかもしれない 金融工学の入門書には最適 【そんなあなたに本書はおすすめ】 ・金融工学は何やら難しいものであると思っているヒト ・金融工学を使えば金持ちになれると思っているヒト ・金融工学は所詮インチキな学問だと思っているヒト ・金融工学はつまらないと思っているヒト 【thekankichiの書評】 私は、金融工学という言葉は知っていたが、所詮、実際の証券や債権、不動産などへの金融投資は半分博打みたいなものなんでしょうくらいにしか思っていなかった。確かにそういう面はあり、否定できないような気もするので博打うち、相場師といった胡散臭い連中が現状ではあまり減っていないような気もする。 サブプライム問題以降、特に欧米の金融機関が、金融工学を信奉してやまなかったために、この学問自体、現状では非常に立場的に曖昧であろう。残念である。確かにこの一連の騒動を「金融工学の粋を世界中から集めて行った壮大な実験」を果たした上でのこと自体に直結するのだが・・・。 さらにこの本では、今後金融工学について深く知りたい方、数学にあんまり強くない方でも迷わず読み続けられる内容となっております。本書では冒頭部分で安全に且つリスクテイキングする手法などを学んでおり、順番に今後は分散投資、これから着工する際にはrマンションなんかが倒壊する恐れすらあるのではないか。と考えると本当に危険だよね。 新書本らしく、本書はあんまり偉そうではないところが良いね。分散投資、ベータ投資理論、先物取引、オプションと順番に説明していくので、金融工学のさわりのさわりくらいを会得しておくのも良いだろう。 入門ではない この本は、オプションの仕組みなどについて多少知っていないと読みこなすのは厳しいと思います。入門書、ではありません。 少ないページ数のわりにはわかりやすく説明されていますし、読みやすいのですが、本来、図示すべきところを文章だけで説明している部分が多く(ページ数の関係か?)、新書のテーマとしてはちょっと厳しいのかもしれません。 当時(2000年)であれば、★4つにしたかもしれませんが、現在(2008年)はいろいろいい本が出ているため、やや厳しく採点しました。 5年ぶりに読みました 野口先生の超整理法は10年来のユーザーで、その流れで約5年前に一度読んだのですが、そのときにはほとんど理解できなかった(笑)。 約3年前から、投資を始めて多少の金融の知識が高まった今読むと非常に面白い。 むしろ、株式等の投資を行っている人が読むべき書物だと思われる。 野口先生のことにて、すべてが理路整然と書かれていますが、所々のエッセイの部分がロスチャイルド伝説やマゼランの世界一周(も実は民間の投資によるものという話)など、非常に興味深い。いつもながらの野口ワールド。 やや、古い著作ですが、現在でも楽しめます。 特に、投資家、投機家の方にお奨めします。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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本日は2009-06-19に発売された東大生が本気で考えた! 勝ち抜くための株の本について紹介。 なかなか考えさせる本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 株だけでなく、経済全般に興味を抱かせてくれる一冊。 昨秋のリーマン・ショック以降、株価って時には不気味な動きをする恐ろしいものだと特に感じてきましたし、果たしてこの本を読んだだけで本当に「勝ち抜」けるのかという疑問を抱きながら、読んでみました。 全体が2部構成になっています。 第1部では、GDPや為替、業種平均PERなどのマクロな指標と、株価の相関関係をどのように分析すればいいのか、一見難しそうな内容を大学生レベルに噛み砕いて教えてくれています。また、損益計算書や貸借対照表などのファンダメンタル分析や、チャートを用いたテクニカル分析などにも具体的な事例を用いながら、軽く触れ、第1部を読み終えた時点で、株式投資を始めるための素地が身につくと思われます。 第2部では、「鳥越製粉」など4つのケースを扱い、どのように株の「買い」「売り」を判断するのか、彼らの思考の過程が見られる実践的な内容になっています。 ただ「買い」「売り」の理由を淡々と書き連ねるだけでなく、気になる結果までついているので、より納得がいきました。また、決して断定口調を用いていないところに執筆陣の謙虚さを感じ、好感が持てました。 以上のような内容ですが、巻頭から巻末まで強調しているのが「他人の意見を鵜呑みにせず、自分で考え、判断すること」が「勝ち抜」く秘訣だということです。 真偽種々様々な情報が入り混じる現代社会において、自分で情報の信頼性を判断することなしに「勝ち抜」くことは難しいでしょう。 このような彼らの理念に共感し、星5つ!! ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は1977-01に発売された経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫)について紹介。 非常に勉強になる良書です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 今だからこそ読まなくてはいけない本 本著は下巻のレビューにも書かせて頂きましたが本当に難しい内容です。 しかしながら、今の日本は彼らが考えたように景気が正しく回転しているでしょうか。 これからの経済政策を考えていく上で本著は大変参考になるものと考えます。 今の必要な経済政策は基本に戻ることではないかそう訴えているように思います。 名著中の名著 これを,読まずして,動体理論は,語れない。ケインズと並ぶ2台巨頭。不況の捕らえ方が、おもしろい。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2009-01-16に発売された新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)について紹介。 自分の未熟さを痛感させられる本です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 科学的? 著者は「科学的な採用活動」を再三主張しています。 しかし少なくとも本書に限っては、「科学的」でもなんでもありませんでした。 ■根拠が乏しい 「大量のデータを取った」と言っている割には、そのデータが全く示されません。 企業秘密にしているのかも知れませんが、中学生でも書けるグラフが一つ載っているきりです。 ■数字の定義が曖昧 「1.3倍の能力を持つ人間を採用しろ」「私はこの方法で95%の採用成功率を達成している」など、所々に数字が出てきます。 しかし何を以って「1.3倍の能力」なのか、新入社員がどうなれば「採用成功」なのかが一切示されていません。 総じて、筆者の独りよがりの傾向があります。 また、他の方が述べているように、筆者のコンサル会社の宣伝が多く、こちらが目的ではないかとも思えます。 良い点は、5章に「雑談面接」の実践が載っていることですが、立ち読みで十分だと思います。 定価の価値はありません。 実はよくわかっていない。 面接というゲームでは誰も主導権を握っていない。 自分の大きく魅せる学生。 仕事をこなす人事部。 判断基準をもたない面接官。 それでも会社はまわっているんですけどね。 採用の超プロが教える早期離職を防ぐ戦略 現代の日本企業は、高い新卒離職率の問題に悩まされている。この問題を解決するためには、どうすれば良いのか? この本は、採用コンサルタントの樋口弘和さんが、企業の採用活動を、社会と若者の変化にどう対応させるべきか書いたものであるが、特に凄いと思ったのは、若者の考え方や価値観の変化を上手く捉えていることである。 ちなみに、私が社会人になったのは、1990年代前半から2000年代前半までの就職氷河期よりも後のことである(なお、私は1985年生まれである)。そのため、実際に就職氷河期や、大規模な人員整理などを目の当たりにしている。従って、就職氷河期以前の考え方が、全く通用しなくなっている。 その上で、樋口さんは具体的な採用方法を明示している訳であるが、樋口さんの良い所は、「過去の行動事実のみを評価対象にせよ!」と強く訴えていることである。実際に、この本の第4章と5章では、お見合い面接の問題点を指摘しているが、確かに樋口さんの言う通り、お見合い面接では本当の姿を知ることはまず出来ないと思う。その理由をはっきりさせている点で、この本の存在価値は大きいと言える。 ただ、この本は厳選採用を推奨する面が強いが、大量採用、厳選採用のいずれにしろ、早期離職を防ぐことは、企業価値を高めることに繋がると言える。だから、若者の早期離職を防ぐためには、まずこの本を読んで、若者の考え方の変化を正しく捉えることが必要なのではないだろうか。 採用担当や上司によるコミュニケーション力が採用のミスマッチを防ぐ 新入社員が悪いと言っているのではない。採用・育成する側が、時代の変化について行けていないことと、元々の面接方式が間違っているために、就職のミスマッチが起きていると主張する本だ。 著者は、入社希望者を評価するのは、社内の評価と同じであるべきだと主張している。つまり、何をしたかで評価する。社内では実績や実際の働きぶりを見て評価している(ハズだ)。また、部下に対しては定期的に雑談レベルでも仕事の内容状況を聞き、フィードバックを返すのが育成の基本である。 この面談をそのまま採用面接で行えば良いという。採用側が胸襟を開き、過去に行った行動や考え方、日常行動を素直に聞き出すのだ。ゼミ、サークル、バイトの話で、印象に残ること、実際の役割、何に面白みを感じていたか、その行動をしたのは何故か、その考えは誰の影響を受けているのか等である。 ただし、条件がある。1つは、採用側は可能なら2チーム編成となり、毎年交互に採用業務を行う。採用したチームは次の1年間、入社した新人のフォローを行って採用結果のフィードバックを行うことである。 2つ目は、上司と部下のコミュニケーション文化が社内で出来上がっていることだ。上司は部下の話を聞いてますか。部下は報連相してますか。OTJと言う名の放置プレイしてませんか。 採用に関わったことは無いが、考えさせられる事は多い。 人材確保のために採用を科学せよ! 読み終えてすぐに終わった感想は 「こんな面接を受けてみたい」 「こんな面接だったら、企業が本気で採用を考えていると思う」 ってところです。 現在、大学4回生で就職活動を終えた私がそう思うのだから、 少なくともそう思う学生は他にももちろんいるでしょう。 意見の一つとして、人を採用する立場にいる社会人の方は一読してはどうでしょうか? 逆に、就活生が読む価値とポイントは 相手の企業が採用に本気かどうかを見抜くポイントになる といったところです。 また、入社後の教育についても書かれているので 教育方針についての本気度を見る視点が一つ増えるかも。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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2nd 4月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。
本日は2005-02-10に発売された中国人をやる気にさせる人材マネジメントについて紹介。 非常に勉強になる良書です。 本の表紙はこんなイメージ。。 それでは、レビューの紹介です。 参考にしてください。 強いユニチャームの秘密 ユニチャームは日本では優良企業だけれどあまり目立たない。生理用品や紙おむつでは、花王やP&Gを押さえて日本でもトップメーカーであるのだが・・・。 しかし、私が見た限りでも、中国(上海)やタイでは圧倒的に強い。どこのスーパーの棚を見ても、正に花王やP&Gの影が薄い。 なぜ、そのようにユニチャームが海外の事業で強いのだろうと思っていたが、この本の著者張氏のような優秀な「現地人」マネージャーがいることが1つの要因のようだ。 張氏は上海出身の「現地人」ではあるが、日本の慶應大学経済学部の出身でもある。従って、日本の文化・習慣もよく心得ており、中国と日本のビジネスや働く者の考え方や行動の違いを上手く『文化の翻訳者』として消化し、ユニチャームのビジネスを伸ばすことに活かすことができたのだろう。日本企業が陥りがちな「日本流」の押しつけでなく、それを十分に理解した上での「中国流」を実践したと言えるだろう。もちろん日本人でこのような機能を果たせる人がいればそれに越したことはないが、それを期待するのはあまりに欲張りに思える。そこに至って、サブタイトル「中国人を使いこなせた企業だけが生き残る!」というフレーズに思わず頷かされた。 とは言え、全編に亘って、張氏のやる気、エネルギーそして自信が漲っている。こんな人がいたら、どこにいても頼りにしたいと皆さんも感じるだろう。 ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。 今日も非常に良い勉強が出来ました。 次回の紹介もご期待ください。
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