あたらしい戦略の教科書

22nd 7月, 2010 - Posted by admin - コメントは受け付けていません。

本日は2008-07-15に発売されたあたらしい戦略の教科書について紹介。

なかなか考えさせる本です。

本の表紙はこんなイメージ。。

それでは、レビューの紹介です。
参考にしてください。



職場の目標設定時に大変役立つ1冊
現在地と目的地の把握、実は目標設定時に見落とされがちなエッセンスがぎっしり。

自分は職場の目標設定時に大変役立ちました。

新しいことをするときや目標設定時は、まずこの本から読んでみることをオススメします。


『課長の教科書』ほどではないけど、いい本
この本では、「戦略」を、

「現在地から目的地に行くときのルート」と定義(第1章)して、

(1)現在地の確認・把握(どのように情報収集と分析を行うか/第2章)

(2)目的地の決定(いかにして目標を設定するか/第3章)

(3)最適ルートの探索・選定(戦略立案の方法/第4章)

そして最後に、いかにしてその戦略をうまく実現していくか(第5章)

を解説した本である。

これだけだと、よくある本だと思われるかもしれないが、

本文のなかには、いくつか、なるほど!と思うことが書かれている。

・必要なのは、現状維持を嫌い、大きな危機感をもちながらも

 希望を失わない態度

・インタビューをする人に求められるのは、相手に口を滑らせるスキル

・インタビューの際、「自分はよくわかっていない」という暗示を

 かけておいたほうが、先入観なしに相手の話を聞くことができる

・沈黙のワナを利用する

・目標が曖昧な改善案ばかりで、どこにも高い目標がない組織は、

 「リーダーシップのない組織」

・臆病なトップには、「今、○○になっています。これから△△

 するつもりです」と簡素に報告だけするとよい

・(戦略の実行に)反対する人を孤立させる2つの方法 などなど。

なかなか、いい本だと思います。



戦略を「実行する」ための教科書。
本書はトップマネージャー向けの本ではなく、あくまで現場の管理職(実際に人を動かし、プロジェクトを成功に導くことに対して組織内での責任を持つ方)向けの本。

前半では「現在地」と「目的」の間を行く「ルート」が「戦略」だと定義し、それぞれの観点から具体的な情報収集や戦略の立て方が触れられている。

いずれも視点は経営者ではなく、あくまでも管理職である。

後半部分では、「いかに実行していくか」ということに力点を置いて書かれており、実はこの点は既存のいわゆる「戦略書」には書かれていない。これまでの戦略書はあくまでトップマネージャー向けのものが多かったからだと思われる。

そういった意味では、広義では「戦略書」というよりは「戦略管理書/戦略実行書」というカテゴリに分類されるかもしれない。

現場で日々悪戦苦闘する組織内幹部や管理職(私もそうだが)にとっては、読んですぐ活かせる書籍。特にコンサルティング系の業種に向いているように思う。



戦略の実行という現場の観点から書かれた、わかりやすい戦略の教科書

『はじめての課長の教科書』の著者によるとってもわかりやすい戦略の教科書。内容は、著者が言うには、アカデミックなものや情報の分析を主とした従来の戦略本とは違い、戦略の実行という現場の観点から書かれたものであるところが新しいらしい。

たしかにフレームワークを使った情報分析の本なんかは巷にはあふれているが、この本のような、人の性格分析まで含めて、いかに戦略の実行を成功させていくのかという切り口の本は少ないかもしれない。

内容は、

第1章で戦略を定義し、第2章で「現状把握」のための「情報の収集と分析」を説明。第3章は「目標の設定」、第4章は戦略を立案するための「原則」を明らかにし、第5章は「戦略の実行」の説明となっている。

それぞれの章における著者の説明も分かりやすくて優れているが、なによりも、それがすべて第5章の戦略の実行につなげているのがいい。この本の記述方法がまさに問題解決のための戦略の実現になっているように思う。

プロジェクトに多く携わってきた自分にも反省すべき点が多いなと感じる。もっと効果的な実行方法があったことに気付かされた。今後のプロジェクトに生かしたい内容の本だ。

それと、この本は買ったときに著者にサインをもらっていた。

サインには一言添えられている。

「すべての問題の原因は必ず過去にある」

そのとおりだと思う。



タイトルに偽り無し
戦略の教科書と書かれておりますがまさにそのとおりだなと感じました。

本書を読めば戦略が自動的にできあがるわけではありません、

思い・原石をもった状態を形に落としたいときのひとつの道しるべとしての役割です。

企業戦略と名がつくものであるならばトップもしくは幹部が実行することですが、

本書が提示している方法論はもうすこし現場レベルでも通用しそうなテクニックも盛り込まれております。

新しいプロジェクトを抜擢されたとき(本来ならばそうなるまえに企画立案、プレゼンの段階で用意しているのが好ましい)

ゴールはどこか?その道順は?気をつけることは?などを形に落としだれでもわかるように提示できる道具として役立ちます。

本書の特徴は戦略は変わるものだということを前提としている点。

そして、他のレビューアーの方々もおっしゃられておりますが、絵に描いたもちで終わらせないように実効する際の留意点までフォローされており、そこが他の類書と決定的に違う点であります。

また顧客視点に重きを置いているところも見逃せません。

本来企業とはお客様ありきの存在なのですから、そこを軽視しては本当の戦略などできるわけがありません。

おなじやるならば、マイケル・ポーターなどのお堅い戦略書を1回読むよりは、まず本書を3回読んでトライ&エラーをしたほうが得るものがはるかに多いように感じます。

ご購入を検討の方はこちらからどうぞ。

今日も非常に良い勉強が出来ました。

次回の紹介もご期待ください。

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